ごあいさつ
校長からのメッセージ
JOHOKUの『窓』から世界を見る

本校は男女共学になってちょうど20年が経ち、現在その比は42:58になっています。今年度から、従来のコースを見直し、普通科にはアカデミック、キャリア、スポーツの3つの探究コースを設置し、特進科では、土曜日は部活動や外部活動に参加できる新たなコースを設けました。いずれにおいても、答えのない問題に挑む「たくましい知性」と、多様性を理解する「しなやかな感性」を育んでまいります。
卒業後の進路は、大学・短大への進学が約5割、専修学校への進学が約3割、就職が約2割となっておりますが、令和4年3月卒業の皆さんは一人も未定者がおらず、東北大学の合格者も出るなど全員が進路志望を達成しました。
さて、5月末、東京五輪男子バレーボール競技で活躍した卒業生の髙梨健太選手が来校してくださいました。本校に入学したばかりの頃は日本代表に選ばれるような選手には程遠く、技術的に飛躍したのは高い目標を掲げ、練習に真摯に向き合うようになった高1の夏だったと言います。
JOHOKUの『窓』から世界を見る
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、社会全体が内向き思考になる中、本校は世界に目を向けさせるプロジェクトを実施しています。外国から日本に来て学んでいる留学生を招きオールイングリッシュで活動するプログラムや、(株)ユニクロが主催する難民に服を届けるプロジェクト“届けよう服のチカラ”などです。また、グローバル化の進展の中で生き抜く経済力をつけるため、金融リテラシー教育にも取り組んでいく予定です。JOHOKUの『窓』から世界を見ながら、様々な分野において、髙梨選手のように活躍できる生徒を育てたいと考えております。