ごあいさつ

校長からのメッセージ

選択は決着ではなく通過点

校長 大沼 敏美

令和4年4月から本校でも新学習指導要領による新しい学びが始まることに合わせ、本校では従来のカリキュラムを見直し、魅力的なコースに再編成しました。普通科には3つの探究コースを設置し、2年進級時にコース変更が可能になります。特進科では、文武両道を求める皆さんのために、土曜日は 活動に参加できる新たなコースを設けました。一人ひとりのニーズに合わせたこの改革については、教育誌『VIEW next 創刊号』にも取り上げられ、全国の高校や教育委員会に紹介されました。

本校の卒業後における進路については、大学・短大への進学が約5割、専修学校への進学が約3割、就職が約2割となっており、これは全国の高校生の進路状況とほぼ一致します。本校では、授業以外に放課後の時間も活用しながら、一人ひとりの進路希望の達成を支援していますが、その基盤となるのは言語力です。そこで新しい試みとして、全校挙げて「論理言語力検定」に取り組み、社会で活躍するために必要な語彙運用力、情報理解力、社会理解力の3つの力を育成しながら、生徒・保護者の皆さんはもとより、大学や企業などに対しても、本校生の「学力保証」をお約束したいと考えています。

さて、6月、大変嬉しいニュースが飛び込んでまいりました。本校の卒業生である高梨健太さんが東京オリンピックバレーボール競技の日本代表に選ばれたのです。高梨選手は金井中学校から本校に入学し、在学中「春高バレー」に2度出場、その後日本体育大学に進学し、現在はVリーグ1部の名古屋で活躍しています。五輪代表になるまでには並々ならぬ努力とともに、様々な迷いと選択があったはずです。それでも、その中心にあったのは常に高いレベルを目指すという向上心でしょう。

あらゆる選択は決着ではなく、通過点にすぎません。高校の選択も同じで、いかに充実した高校生活を送り成長できるかが大切であり、私たちはそれを全力でサポートしたいと考えています。