お知らせ

ダンス部による3D技術の実証実験を行いました

10月18日(火)、ダンス部が3D映像技術を利用した実証実験を行いました。

ダンス部の外部コーチとして関わる、東北文教大学短期大学部の鈴木純講師の研究である、3Dダンス教材の作成に向けて行った実験です(東北文教大学特別共同研究費助成)。

鈴木講師が(株)ニコンと協力し、指導者がいない場合や、練習場所がない場合などを想定し、個人・グループ学習の補助教材としての導入を視野に入れて、(株)ニコンの「Volumetric Video」の3D技術を用いたダンス基礎教材を作成しております。

今回はABCの3グループに分かれ、以下の比較実験を行いました。
・対面指導、3D学習、2D学習を5分間行った場合の習熟度の比較
・3D動画を予習教材として用いた場合、復習教材として用いた場合の習熟度の比較
<A> 対面指導→3D学習 (復習教材として3D使用)
<B> 3D学習→対面指導 (予習教材として3D使用)
<C> 2D学習→対面指導

部員はそれぞれの学習方法で5分間×2回学習し、練習成果の各過程を3Dカメラで記録していただきました。

また、対面レクチャーでは、以前ダンスワークショップでご指導いただき、3Dコンテンツ作成にも関わってくださっているNYダンサーのToshiさんからご指導いただきました。

今回の実験とアンケート調査で得たそれぞれの練習方法のメリットやデメリットを基に、3Dダンス教材の改善に努めていくとのことでした。

ご協力をいただいたプロダンサーのToshiさん、最新3D技術を提供していただいた(株)ニコンさまに、この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。